マサチューセッツ工科大学

マサチューセッツ工科大学の学生が、ラスベガスのカジノで6億円という大金を稼いだという話があります。
これは実話であり、しかもイカサマではなく、正々堂々とした勝負で勝利を収めたのです。
ゲームはブラックジャックでした。

その実話をもとにして「ラスベガスをぶっつぶせ」という映画も作られています。
マサチューセッツ工科大学の学生たちは、どのような方法でそれだけの大金を稼いだのでしょうか。
その裏側には「カードカウンティング」という技術が隠されていました。
今回の記事では、ブラックジャックにおいて有効とされるカードカウンティングが、オンラインカジノのブラックジャックでも有効かどうかを検証していきたいと思います。

カードカウンティング

カードカウンティングとは

カードカウンティングは、ブラックジャックで行われる手法で、カードをカウントすることによって、その後のアクションを有利にコントロールするための攻略法の一つです。
配られるカードを記憶することによって、残りのカードを予測し、勝率の高いアクションを起こすというものです。
簡単に言えば、カードを三つのグループにグループ分けし、グループごとに点数をつけていくという方法です。

詳細は省きますが、その時の合計点数が高くなれば高くなるほどAや絵札などの、プレイヤーにとって予測しやすく勝ちやすいカードが残っている可能性が高まります。
逆に合計得点が低くなれば低くなるほど、予測しにくいカードが残り、プレイヤーに不利となります。

ブラックジャック

オンラインカジノでのカードカウンティング

一般的なオンラインカジノで使われているプログラム型のブラックジャックは、デックという概念がないため、毎回シャッフルされ、ランダムにカードが出てきます。
そのためカードカウンティングが不可能です。

オンラインカジノでカードカウンティングをする場合は、リアルタイムでディーラーがカードを配るライブディーラーしか選択肢がないということです。
実際のカジノと違い、紙とペンを使ってカードをカウントしても相手にはバレないというメリットがあります。
ただし、オンラインカジノのライブディーラーは8デックで構成されているものが多く、デックが多くなるとカウンティングの効果が低くなってしまうという問題があります。

まとめ

カードカウンティングは、習得するためにかなりの努力を必要とします。
そのため、実際のカジノではなかなか使うことができない技術です。

ただし、オンラインカジノであれば、ディーラーがこちらを見ることがないので堂々とカウントすることができます。
しかし、リアルカジノと違い、オンラインカジノはデックの構成数が多いため、カウンティングの効果がそこまで高くないという問題点もあります。