ネットカジノって興味があるけれど、TwitterなどのSNSで「ネットカジノって違法なんじゃない？」、「ネットカジノを利用したら逮捕されるらしい」などの口コミから、プレイすることを躊躇している方は是非この記事をチェックしてみて下さい。
この記事では、以下の点について理解することができると思います。
ネットカジノは違法かどうか
ネットカジノを安心してプレイできるのか
一つひとつ解説していきたいと思いますので、最後までご覧ください。
結論！ネットカジノには違法性は無し！
まず初めにネットカジノが違法かどうか心配している方はご安心ください。
結論：ネットカジノは違法ではありません。
その理由は以下の点が挙げられます。
違法ではない理由その①
過去にネットカジノをプレイしていたプレイヤーが逮捕され、裁判にまでいったものの、「海外において正式なライセンスを取得して運営されているネットカジノを、例え日本国内からプレイしても、賭博法に抵触するとは言えない」という判決が出たからです。
違法ではない理由その②
「違法」と訴える意見の根拠になっている「賭博法」は、海外を拠点としているオンライン配信のカジノサービスを運営している企業や個人、それを利用している個人を裁くということを想定して成立した法律ではなく、理由その①の裁判が根拠となり、適用外の状態になっているからです。
以上の2点から、事実上、日本国においてネットカジノを提供している企業や個人、それを利用している個人を裁く法律がない状況である為、現時点において、ネットカジノを利用することは違法ではないというのが、業界の共通認識となっています。
逮捕事件は何故起きたのか？
ですが、「実際に逮捕された事例があるなら、やっぱりプレイするのを躊躇ってしまう」という想いの方も多いと思います。
前項で取り上げられた逮捕事例について少し触れてみたいと思います。
警察側が、「日本でネットカジノを追い出す」ことを達成する為に、当時スマートライブカジノというサービスでプレイしていた利用者3名に対して、日本人ディーラーを相手に、日本語のチャット等も利用しながら賭けを行っているのは、日本でカジノをプレイしているのと同様である、という判断を根拠に逮捕に踏み切りました。
しかし、この判断は「賭博法」の拡大解釈に過ぎず、違法とは言えないという判決となり、裁判を起こした利用者は不起訴になっています。
日本語が話せるディーラーも海外在住者であると共に、運営元も正式なライセンスを取得して合法的に運営されているサービスであるという点、そして争点になっている「賭博法」は、胴元側を裁く法律であり、利用者側を裁くものではなく、正式なライセンスを取得して運営されているカジノを裁くことができないのに、利用者を裁くことは妥当ではない、という点が根拠になっている様です。
海外の正式なライセンスを取得しているカジノをプレイする分には違法性なし！
以上述べた事実から、現時点においては海外で合法的に運営されているカジノをプレイしても、違法ではありませんので、安心してプレイしていただくことができます。
ただし、ライセンスを取得していないカジノをプレイすると、その限りではありませんので、十分に注意しましょう。
信頼のおけるライセンスは、大体下記の7点が挙げられます。
登録・プレイを検討されている方は、参考にされてください。
・マルタ共和国
・キュラソー政府
・イギリス
・ベルギー
・ジブラルタル
・マン島
・カナダ
違法性のあるカジノをプレイすると…？
しかし、下記の場合は違法性があると判断されます。
① 日本国に運営母体、またはサーバーがあるネットカジノをプレイした場合。
② インカジ（インターネットカジノ）形式のカジノをプレイした場合
とにかく日本でプレイしたら、違法という判断になります。
インカジの場合は、現行犯逮捕が基本ですが、ユーザー情報を遡り、後日逮捕という事もある様ですので、上記の条件に当てはまるカジノは絶対にプレイしてはいけません。
もしプレイすると、単純賭博罪（50万円以下の罰金または科料）、常習賭博罪（3年以下の懲役）に問われる危険性があります。
何度もプレイしていると判断されると、常習賭博罪と罪のレベルがランクアップし、懲役が科せられる可能性があります。
懲役が確定すると見事ムショ行きとなります。
6時40分頃に起床し、7時50分から刑務、昼食後更に刑務、複数の人間で共同生活の部屋に入れられ自由を奪われる、規則正しい生活が待っているかも知れません。
特にインカジは、知人経由で紹介されるケースが多く、紹介を断り切れずに行って、逮捕されるといったケースも多いようなので、違法性のあるカジノのプレイを勧められても、絶対に断りましょう。
今後の日本政府の動向に要注目
現時点では、海外の正式なライセンスを取得しているネットカジノをプレイすることは違法ではないということをお分かりいただけたかと思います。
しかし、昨今ニュースを賑わせている給付金の誤送金事件の犯人が「ネットカジノで給付金を使用した」などの供述から、悪い意味でネットカジノの知名度が上がってしまいました。
そして、今日本政府は、IR（統合型リゾート）整備推進法案（通称：カジノ法案）を推進しておりますが、その統合型リゾートの目玉であるカジノ運営にとって、ネットカジノは邪魔であり、できれば排除したいと考えているのは、先ほど申し上げたスマートライブカジノ事件からも明らかですので、今回の誤送金事件をきっかけに、今後、ネットカジノを排除する為の法案の成立に動くことは十分に考えられると思います。
仮にその様な法案が提唱され、通ってしまうと、現在の「ネットカジノは違法ではない」という状況が、覆ってしまう可能性が高いので、ネットカジノをプレイする上で、今後の日本政府の動向に注視する必要があると言えます。
まとめ
ネットカジノは現時点では違法ではない為、正式なライセンスを取得して合法的に運営されている海外のカジノは安心してプレイすることができます。
しかし、違法性のあるカジノは一定数存在していますので、違法性のあるカジノとそうでないカジノの区別をしっかり理解する必要が有るでしょう。
そして、この度の給付金誤送金事件がきっかけとなり、ネットカジノを取り締まる法律の成立に向かう動きが出るのか否かについて十分注視した上で、楽しいネットカジノライフを満喫しましょう。